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ファンド移管:
投資信託は預けている金融機関を変更できるのが常識。手数料が必要になる場合もあれば無手数料で移管できるケースもある。
ところが中には、他の金融機関への移管(出庫?)が出来ないケースがある。その代表が三井住友銀行(SMBC)。
仕事環境や生活環境が変わると利用する金融機関も変わることがある。ネットバンクは影響を受けにくいが、店舗サービス利用時は環境変化の影響は小さくない。
結局、SMBC某支店は利用しなくなってメインバンクを変更したが、ファンドは移せないとのこと。困った!。
証券口座の閉め方:
基本的な考え方:等価交換。
- (SMBC証券口座)ファンドX→(他社証券口座)ファンドA
- (SMBC証券口座)ファンドY→(他社証券口座)ファンドB
- (SMBC証券口座)ファンドZ→(他社証券口座)ファンドC
シーケンシャルパス
- DAY1:ファンドX売却注文
- DAY2:ファンドX成約入金
- DAY3:ファンドA購入代金入金
- DAY4:ファンドA購入注文
- これをXYZ/ABCの順で繰り返す。
- 急ぎたいなら全ファンド一斉に進めても良い。
- シーケンシャルパスを使うと約定入金までの日数分の価額変動リスクを受ける。変動リスクを軽減する場合は一斉に進めてはいけない。出来るだけ無風の環境で行う。
パラレルパス
- DAY1:ファンドX売却注文
- DAY1:ファンドA購入代金入金(売却代金は前日終値から推定)
- DAY2:ファンドA購入注文
- DAY3:ファンドX成約入金
- 時間差による変動リスクを軽減する手順だが、五十歩百歩の感は否めない。
- 購入代金を先に用意する必要がある。
- リスク回避に主眼を置くなら全ファンド一斉のオペレーションは回避すべき。1つずつ無風状態の時に進める。
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- 株価は休日明けの月曜・火曜に方向が決まる。
- ファンドに反映するのは1日遅れになるので火曜・水曜の基準価格を見る。
- 水曜日の基準価格を見て、売却と購入の注文を出す。マーケットが荒れていたら見送る。
- ファンドが10本あれば10週間掛けて売り買いをする。
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- 手許にキャッシュが無い時はリスク含みでシーケンシャルパスを利用。リスクは必ずしも損失ではありません。
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