コンピューティングサービスの主戦場
昔は、サーバー室。電算室だった人もいる。センターだったり。1960年代かな。富士通の360が大ヒットした時代かな。
其処にはバカでかい機械。サーバー(ホスト)本体とコンソール端末。
リモート端末はリモートIOの一環。シェアしてサーバーを使う。勿論専用回線。
ミニマイズしたセットが小さな部屋に入り。ミニコンなんて言っていたかな。恐らく、1970年代の頃。リモート端末のイメージは湧かないがどう考えても専用回線だろう。
並行して、パソコンが乱立。実用性は今一でも夢を見た人は多かったかな。パソコン通信の懐かしいモデム音を思い出すかな。
明確な方向を作ったのはゼロックスのアルト。正しくアルトの後継のDマシーン。スティーブジョブスとビルゲーツがそれぞれ未来のパソコンの原型をパーク(?)で見せられて、方向が決まった。1980年代。
パソコンはIBM互換機、Windows、アップルが世の中を抑えてしまった1990年代。少しずつ記憶と一致し始める。高速ネットが普及し始める。ISDN?
2000年に入ると、ノートパソコンが一定のポジションを取り始める。ポータブル、モバイル、省スペース。ビジネスもプライベートもパーソナルな時代。
高速ネットを背景にネットワークサービスが重要なプレイヤーになって来る。
2010年。コミュニケーションがメインのデバイスだったスマホがコンピューティングパワーを使えるプラットフォームになってきた。
無線通信の品質が格段に向上する。
2020年。始まったところだが、方向に変化はない。ビジネスがスマホとタブレットに乗り始めて勢いを増している。スマホに乗らないビジネスは淘汰される。
スマホの奥が広がり始めている。リモートワーク、っリモートコンタクト。ビジネスもプライベートもリモート。仮想世界の中で進む。
1つのリアル空間と複数の仮想空間の中で、もしかすると、限りなくシームレスな同時性の世界を経験するかも知れない。
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今は、やはり少ないパワーの取り合いになる。複数の端末があたりまえになるだろうが、一段のブレークスルーが必要だろう。
その一つは、以前から提唱されていたエージェント技術(ホスト)。それと対になるエージェントデバイスインタフェース。
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全ての経験を糧にするコンピューター時代
経験が分身を作る。分身の経験も自分の経験に出来る。経験を管理する時代。言い換えれば、管理できない経験は経験として残らなくなってしまう。酷い話だ。
今、世間はデジタイズできないデータはデータとして残らない。同じだね。
経験、記憶、考え、感情をAIに取り込む方法。
まっ、その前に、全てのビジネスがスマホを通れるようにしておかないと何も始まらない。
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この大事な経験を盗む企業を許さないなら、法整備が必要。
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グーグルがエージェントアプリを売り出すかもしれない。
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エージェント型スマホの時代
なんか脱線してしまった。確かに、今後の方向としては、経験・体験・感情といった代替策の無い世界が唯一価値の世界になるかもしれないが、当面の話は、超下世話なのことに、
- 誰もがスマホを所持する。
 - そのスマホはエージェント型スマホになる。スマホが本人の代理人。
 - 個人にアプローチするサービスはスマホにアプローチすることになる。
 
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最初はコミュニケーション・文具・視覚聴覚ツール
- 電話。メール等コミュニケーションツール類。
 - カメラ・ビデオ・ボイス・ミュージック
 - 電卓
 
- 電子マネー
 - ポイント
 - スマホ決済
 
次は、今カードやシールなどで持たされているものは全て乗って来る筈だ。
- クレカ
 - 免許証
 - 保険証
 - マイナンバーカード
 - 名刺
 - 社員証
 - 会員証
 - 学生証
 - 認印(汎用的な承認手段:自分のQRコードなど)
 - 身分証明書
 - ポイントカード
 - 定期券
 - 許可証(入館・入室)
 - パスポート
 - 目的別証明書
 - 目的別キー
 - 自動車キー
 - 自転車キー
 - 銀行通帳
 
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裏から見れば、朝刊紙社会の実現。
- コンタクト情報
 - アクセス情報
 - 監視映像
 - 監視音声
 - コミュニケーション
 - 移動履歴
 
セキュリティポリスも必要。
新時代はプラットフォームの佐相康生が求められる。誰が担い手になるのかな。
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