意気込みだけでも頑張ってタイトルは「貧乏人の確定申告|徹底節約術」としたものの税理士と無縁な税務素人のサラリーマンには荷が重い。分かったこと・推定できることを並べてみる。
- サラリーマンの確定申告
- 年金生活者の確定申告
3月は確定申告のシーズン。と言って3月に入ってバタバタするのは苦しい。経験が無ければ面倒というだけで、特に何もしない人が殆ど。
特にサラリーマンには年末調整があって、払い過ぎた税金の一部は還付金として相殺処理されている。特別改めて確定申告などは考えないだろう。
確定申告は、自営業者などが年間の利益に対して税金を払うために行うもの。
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給与:
最初から想定される税率で厳選されている。取りっぱぐれが無いようにやや高めの税率になっていることが多い。
年末調整で、税務署が把握した経費(控除分)を考慮して還付の作業をやってくれる。
これで収支があっていれば問題ない。
実際は、医療費、住宅ローン、寄付、保険など税務署で把握して控除できていない分もあるし、退職・利息などしていると、年末調整自体が実施されないままになる。資産形成の一環で株やファンドを保有しているとその配当駅や譲渡益に税金が掛かってくるが、自分の収入レベルに見合わない高い税率になっている可能性もある。
もし不相応に高い税率で税金を払っていたら還付を受けることができる。勿論申告した場合のみ。黙って還付はない。
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年金:
年金も源泉徴収されるが年末調整はないようだ。その分、確定申告は必ず実施した方が良い。
反映されていない控除が相対的に多くなる。特に老後資金の運用益(株ファンドの配当など)については相対的に比率が大きくなるので節税を心掛ける意味は大きい。
リタイアした人の企業年金は特に要注意。企業年金も厳選されて支給される。
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- 「収入」-「経費」=「所得」
- 「所得」×「税率」=「税金」
税率は所得のレベルに応じて決まる。日本は累進課税で高所得者は高い税率。低所得者は退く税率。見做し課税はやや高い税率。
貧乏人はこの見做し課税の部分で税金が過払いになっている。
確定申告でやることは、
- 実際の経費を明確にする。(申請しないと税務署では分からない)
- 所得を明確にして税率と税金を明確にする
- 実際に払った税金と正しい税金のギャップを明確にする。
- 貧乏人はそのギャップは過払いになっているので還付を受けられる。
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もしギャップがプラスになっている場合
これは
- 高額所得者
- 厳選などの仕組みがないため最初から殆ど税金を払っていない個人事業者
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貧乏人の確定申告|徹底節約術
一番大事なことは、己を知ると言うこと。納税と言う視点で捉えた自分のお金の実態を把握するのは、節約の第一歩。
経費が若干変動しても、結局、税額には反映しないこともある。申告の意味がないケース。だから無駄と思わないで、確定申告の作業まではやっておいてよい。最終的に送信する必要がないケースなら亭主自体は見送って構わない。
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