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ソニー銀行|
Sony Bank Wallet |
終わり方
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ソニー銀行のポジションがますます中途半端になって来た。
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以前はサイフから外貨やファンドによる資産運用まで幅広いサービスに対応する総合口座の認識でいたが、特にデビットカードは他社では追従できない迅速な情報サービスが魅力的で、Sony MoneyKITファンには必携のものだった。
しかし、今は、あろうことかソニー銀行の「終わり方」を考えている。
何を間違えたのだろうか?
思い出すものを並べれば
- クラブSの扱いが変わったこと。キャンペーンに応募してシルバーのランクを入手して、気持ちよく利用していたのに、いつの間にか資格剥奪。従来通りに、外貨とファンドの積み立てを継続していたのに、何かルールが変わったのか、クラブSのランクが剥奪された。剥奪されても積立は継続しているが、とても残念な気持ちになったことは否めない。
- デビットカード利用時の還元率は0.5%に下がってしまったので、もっと還元率の高いカード利用法を検討するのは止むを得ない。結果、BANK WALLETの利用額は半減。
- ファンド。投信マイレージの様なサービスを提供していないことも残念なポイントの一つ。全体にソニー銀行にはポイントサービスと言った発想は無さそうだ。それはポリシーだから構わないけど、人によってはデメリットに映る時もある。いずれにしても、ソニー銀行にファンドを預けているメリットが現状では何もない。
- 外貨はソニー銀行の牙城みたいなもの。何も不満はない。強いて問題を言うなら、ソニーに置いておく意味が何かあるか。リスクヘッジの一環だから特段何かする訳ではないが、ファンドもキャッシュも引き上げたら、外貨だけ残す訳には行かない。残すだけの特段のメリットがある訳ではない。
- こちらが思いを寄せたほどにはソニー銀行は何も伝わっていなかった。結局、決め手は「クラブSランク剥奪」。”おかえりはこちら”と言ってくれたようなものだった。
- その後もだらだら付き合ってしまったが、今回をケジメにソニー銀行から撤収するのは妥当な判断でしょう。
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何を残すか?
- 使いやすいデビットカードの部分は残す。1月のお小遣いが1万円なら1万円をお任せ入金(ミニマム1万円)で入れ、全部使い切る。月末残高ゼロ。
- 還元率が低いのでその他の決済(公共料金など)には一切使用しない。
なにも残さない!
- 定期預金:解約回収(他行へ送金)
- 普通預金:回収(他行へ送金)
- ファンド1:SBI証券へ移管可能なものは移管。SBI証券は移管手数料を補填してくれるので移し先は実質的にSBIしかない。
- ファンド2:SBI証券へ移管不可のものは、売却換金、回収(他行へ送金)
- 外貨:日本円に交換・回収(他行へ送金)
- その他:基本的に全て回収(他行へ送金)
積立停止!
- 外貨積立:全て停止
- ファンド積立:全て停止
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お小遣い利用も中止した場合、
現時点では解約よりも維持にメリットがあると見る。ソニーのデビットカード以上のハイレベルなものが見当たらないため口座としては維持する。
少額を口座に入金してお小遣い利用が可能なようにしておく。お任せ入金サービスは使えないが別の銀行(SMBC/OLIVE)のサービスを利用すれば少額入金は出来る。
デビットカード(Sony Bank Wallet)もお小遣いの足しに適宜貸し出す。
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