COVID-19, 集団免疫を急ぐと致死率が上がる!動きを止めると経済が死ぬ!



5月3日のテレビタックルで東国原をこてんこてんにしていた美女はだれですか。

https://tv.yahoo.co.jp/program/71529207/

木村もりよ(元厚生労働省医系技官)



木村と東の遠隔額縁バトルも 新鮮でいい。相手の言うことを聞かないのではないがそのように見えるのも面白い。


論点は単純だ。


この手の感染症の収束は結局集団免疫全員抗体しかないというのが最終着地。

其処への道筋の立て方。

  • なるべく早く集団免疫を達成したい。
  • なるべく少ない死亡者で抑えたい。
  • 経済は集団免疫を達成したら普通に戻れる。経済は死亡者が少なければ普通に戻れる。
-

方法論も極めて単純だ。

重篤化・死亡の可能性の高い人(主に高齢または疾患のある人)について全員検査、
  • 感染していたら隔離と治療。
  • 非感染者なら適切な分離(24時間ソーシャルディスタンス)。
  • アビガンを渡しておいても良い。
只の風邪で終わる人、発症しない人は、放置。無発症者も放置。

少しシリアスな軽症の人は、入院またはアビガンする。



若くて元気な人(基礎疾患のない人)はさっさと感染してしまった方が良い。さっさと直して、さっさと職場に復帰することだ。

危ない人(自分で分かる人)は、外出しないで、ウイルスがなくなるか治療薬が確保できるまで我慢。

オフィス、交通機関、自宅、集合施設などは感染機会があるから、危ない人は出掛けない。個室暮らし。



注意点

重篤化しやすいこと。少々若くても。早期発見早期手当。早い段階の抑え込みができないなら、動きを止めてゆっくり感染するようにしないといけない。

  • 軽症感染者の早期発見(検査)と手当て(隔離とアビガン)。重篤化の防止。
  • 高齢者疾患者の分離。 重篤化の防止。

人の動きを止めると、時間当たりの発生数は減る。重病者病床は回せる。経済は回せない。

北大西浦数理モデルの問題点:

ウイルスは2週間経過したら消滅する前提になっている。また外の世界からの侵入もない前提にしている。

実際は消滅しないし、外からも侵入してくる。

感染者にウイルスが移る無効感染ケースの想定が見えないが、感染者が増えたら再生産性が下がる前提が分析されていない。

この単純なモデルの前提だと、永久にロックアウトしないと駄目。あり得ないシミュレーション。集団免疫への道筋として成立しない。

西浦モデルの致命的欠陥:

西浦モデルで感染の連鎖を断ち切ったとしても抵抗力のない人々が残されるだけで、次の襲撃には耐えられない。軟弱な体質が残るだけ。全員をどのように適切に感染させるかと言う視点がすっぽり落ちている。使い物にならない理由だ。

安倍晋三は素人だから簡単に騙されてしまった8割減は大失敗の施策。専門家が専門家の知恵を持っていないからだ。



重篤化管理(高齢者・疾患者の早期発見・早期手当)が出来なければ延々と人を抑え込み経済を破壊する馬鹿な国になる。



緊急事態宣言は人の動きを止めて感染のスピードを落とす。家から出るな(ステイホーム)と言えば、家の中の感染、家族間感染に集中する。

家の中に、普通の時以上に濃密な接触になる訳で、感染の確率は高い。最初の段階で検査入院が出来ればいいが、病院も保健所も相手にしない。特にGW休暇の間は尚更だ。軽症のまま放置される。高齢者や疾患者がいればやすやすと重篤化する。一旦重篤化すると、体力のある若者でなければ回復するのは難しくなる。

連休明けに一気に重篤者が押し寄せるが、応対は出来ない。ベッドもない。5月10から20日に掛けて屍が山となるだろう。



ライフサイクルマネジメント:

  1. ウイルスが移ってこない。PCR陰性・抗体なし。
  2. ウイルスが移ってくる。免疫システム十分。発症しない。PCR陰性・抗体あり。⇒その後、陽性化するケースあり。
  3. ウイルスが移ってくる。免疫システム不十分。発症しない。PCR陽性・抗体あり。⇒その後、陰性化、または発症。
  4. ウイルスが移ってくる。免疫システム不十分。発症。時間を掛けて回復。感染能力は高い。
  5. ウイルスが移ってくる。免疫システム不十分。発症。重症化。時間を掛けて回復。
  6. ウイルスが移ってくる。免疫システム不十分。発症。重症化。重篤化。時間を掛けて回復。
  7. ウイルスが移ってくる。免疫システム不十分。発症。重症化。重篤化。死亡。



誰もが考えることは、

ピークを押さえて医療崩壊を防ぎながら、徐々に抗体を持つ人・感染から回復した人を増やし、集団免疫を獲得すると同時に経済活動の再開を図ること。



(1)医療崩壊は重傷者収容に赤信号が出ることで顕在化する。重傷者の数と重傷者病床の数のバランスで決まる。だから、行政のやることは2つ。
  • 軽症から重症へのエスカレートを防止する。軽症段階で特定(PCR検査)し、隔離、治療(アビガン)する。
  • 重傷者病床の拡張。 全国のネットワーク構築、軽症者病床(簡易施設確保)
 (2)上記が進まない場合は、人の行動を抑制して、全体を動きをスローダウンさせる。但し、集団免疫を獲得するのに手間取ることになり、経済的インパクトも大きくなる。

行動抑制は両刃の刃。 長々とやるものではない。緊急事態宣言の延長の意味するところは、軽症段階で食い止める施策が失敗したことを意味する。仮に延長したとしても、軽症者への施策に改善が無ければ、出口はない。

施策の要は、軽症段階で感染を特定し、重症化させないように手当てを確実にすること。

感染者の数が多いのは全然問題ではない。むしろ多い方が良い。その方が集団免疫に近付ける。重篤者・死亡者が多いのは大問題。

出口条件に感染者の数を入れているのは大失態。

むしろ、

  • 全国の重篤者が100人以下。
  • 死亡者が直近1週間で10人以下。

などとすることが望ましい。

また、

移動制限は、高齢者、疾患者に限定する方が、感染重篤化リスク、及び経済停滞リスクに備えることになり極めて望ましい。

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