先ず、アンケートとはないかを理解する必要がある。
アンケートの目的は、その前提となる企画・プロジェクト・大きな目的を達成する一環として、適切な方法論を選択するために、なるべく多くの人の考え方・意見・主張などを確認すること。
従って、
先ずは元の狙いを明確にする必要がある。
その場合に、アンケート自体が、多くの人にメッセージを届けているので、ある種の啓蒙を果たす側面がある。アンケートで送り出すメッセージのスタンスが非常に重要である。
例えば、
ペットに関するアンケートも、
- ペット飼育禁止を狙いにしたら、迷惑行為、トラブル、問題点を探し出すアンケートになる。
- ペット飼育許可を狙いにしたら、ペットに癒される内容に触れていく。
- ペットフードの会社は、ペットの健康問題が主体になるだろう。
すなわち、アンケートはアンケートを実施する主体者の意思がどこにあるかが重要。
それでも、シロをクロにすることは難しい。
アンケートが持つデータの客観性全体が否定されることはない。
※
狙い・意図・企てを明確にしないアンケートは無意味。
※
目的:
「動物愛護・動物福祉の理念に沿った人と動物の共生社会を目指す」
これを目的とした場合は、まず、動物愛護・動物福祉に関する啓もうが必要。
|動物愛護・動物福祉の啓蒙
この目的のために、ペットオーナー及び非オーナーが果たすことを明確にする。
|役割責任の理解
最も重要なキーワードは虐待。 虐待の疑いは通報。⇒実態の洗い出し。
|動物虐待の防止
もう一つは共生。共生の妨げとなる行為は通報。⇒実態の洗い出し。
|人と動物の共生
共生社会に向けての提案。ドッグラン、愛護週間イベント。避難訓練。ふれあいデー。
実態把握。災害時の対応。オーナー不在時の協力。
/