鍵とは錠前と組み合わせて使うもの。
「鍵」「錠前」「閉空間」 の3つがセットで施錠解錠は実現する。
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錠前があるのに鍵が見つからないと、施錠も解錠も出来ない。ロケーションは分かっているから乱暴なやり方でドアを破壊することはできるかも知れない。
鍵はあるのに錠前が見つからない時は、施錠も解錠も出来ないのは同様だが、ロケーションも分からないから、只の謎解きになりかねない。ストーリー的には面白いだろう。
鍵の持ち主が、扉の中のものの持ち主と言うのは普通のこと。
貸金庫ならその部屋なりボックスなりは他人のものだが、中身は鍵の持ち主のもの。
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鍵の属性とは
金属片の鍵の場合は、
- 素材、
- サイズ、
- 形状、
- パターン。
- オリジナルであることを示すメーカーのロゴとか、(コピー化オリジナルか)
- 識別番号とかも刻印されている。(再発行のために必要だが、他人に知られると買ってい鍵を作られてしまうのでリスキー。むやみに鍵を他人に預けてはいけない。)
ところが、最近は、暗証番号で解錠するものもある。桁数は簡単なものなら4桁。複雑なものなら10桁にもなるかも知れないが、桁数が多いと覚えられなくてメモに記載されて返ってリスクが増えることも。
ここまでは、他人が鍵を使うことも出来るし、暗証番号を使うことも出来る。
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本人を限定する場合は、
バイオ認証も加わってくる。
- 指紋
- 指静脈、
- 声紋、
- 虹彩など。
組み合わせることでさらに安全を確実にするものも多い。
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自宅の金庫や蔵(倉庫)に限らず、オフィスのスペース管理、ロッカー管理、などはになるとその数は半端でない。貸金庫とか、貸倉庫とか、会員制のスペース/エリア/サービスを利用する場合などもあるから、公私とも鍵の数は増えてくる。鍵の管理が問題。ホテルのフロントなどキーボックスに並ぶキーをよく見かける。
- マスターキーか普通のキーか。
- 今、誰が持っているか。
- サブキーの有無/本数。
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インターネットサービスを利用する時も、フリーで利用できるものもあれば、メンバーシップになっているものもある。
単なる情報利用のサイトもあれば、バンキングなどクリティカルなサービスもある。それぞれのリスクに対応した鍵が設定されている。
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ヨーカドーがアプリ利用時のパスワード(鍵)を勝手に削除してしまった事件は、記憶に残っているだろうか。鍵の再発行には正しい個人情報を再度登録する必要があったが、ダミーで登録していると再発行が出来なくなってしまった。ヨーカドーアプリなどは利用できなくても実害は限られているが、クリティカルサービスではそういうことは言ってられない。鍵管理はしっかりやっておかないと大変なことになる。
無茶苦茶を平気でやってしまったヨーカドーはもう二度と使うことはない。買い物もしない。買い物に行けばヨーカドーアプリの利用を勧めるメッセージが流れてくるがヨーカドーで勝手に使え失くしておいて何を言っているんだと腹立たしくなるから、馬鹿馬鹿しくなる。それに株主優待制度も無いからメリットは薄い。ハッピーデー(8の字の日)さえも行くことは少ない。近所にあるだけど馬鹿場k強いでしょ。
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鍵の台帳を作ったとして、その台帳自身の管理はまた面倒。キリがない。
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「鍵」「錠前」「閉空間」 の3つがセットで施錠解錠は実現する。
これをインターネット空間などにまで拡張すると管理はどうなるか。
パスワード管理アプリが既にいくつも提供されている。最近はGoogleまでもパスワード管理を実現している。
逆に言うなら、ありとあらゆるものにアイディーとパスワードが設定されていることになり、既にサービス終了したものも少なくないだろう。それらは既にゴミになったか鍵とも言える。余計なアカウントを残しておけば、個人情報をそのサイトに預けたままになっている訳だから、好ましい訳が無い。アカウント尾の断捨離も必要。断捨離を考えるべきだろう。
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鍵の属性
- 鍵
- コード(可視化または暗号化)
- コード制限:文字数・桁数、英数字記号・大文字小文字制限など。
- 期間制限(設定日、有効期間、期限切れ時の対応)
- 有効性確認(実際にログインを確認できた日付、ログインできなかった日)
- カードキーを組み合わせることもある。
- 閉空間
- サービス名
- サービスサイト
- 運用者(企業名)
- サービス利用申請日・利用開始日
- サイバー空間でない場合は、例えばパソコンやUSBメモリなども閉空間として識別すること。
- 錠前
- アカウント
- メアド
- 秘密の質問
- 登録情報:住所、氏名、生年月日、電話番号、ハンドルネーム
- フリーコメント
- 利用時の注意事項
- 利用期限(脱会、閉鎖などの予定)
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流行りの複数アカウントなら、それぞれに作るしかないか。
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