ファンドの棚卸

Investment Trust

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ファンドの目的

株式や投資信託は基本的には資産運用するものだが、投資を生業とする人を別として、一般の貧乏サラリーマンにとっては、年金だけでは頼りない老後資金を少しでも補填することが目的になる。

老後に備えるなら、もちろん、預貯金の方が手間が無くて安心が行く。もし定期預金の年利が5%以上と言った高金利社会なら、むしろ預貯金の方が選択対象になる。しかし、今の日本はクレージーと言うべき低金利(0.01%?)。それも10年20年と長期間続いている。要するに、預貯金は仕事をしないお金と言うことになる。

ファンド類はバラツキはあるが、平均的な期待値は1%を上回る。

預貯金はインフレによる目減りがリスクになるが、それを回避するうえでもファンド類は有効な手段と言える。とまあ、今どきの貧乏人の常識。

安月給の貧乏サラリーマンは毎月コツコツ積み立てるしかない。積立を始めるのは早い方が圧倒的に有利。厳しい時は月額1万円(年間20万円)。余裕に応じて年100万円。もっと上を狙っても良い。目標以上の成果が得られれば早期リタイア/起業などの道も開ける。

25歳から65歳まで40年掛けて単純に2000万円を積み上げるなら、最初の10年で200万円(年20万円)。次の10年で400万円(年40万円)。その次の10年で600万円(年60万円)。最後の10年で800万円(年80万円)を積み上げる。

この程度なら負担感はない。更に運用益が加わるので2000万円はもっと早期に実現できる。

一般論/能書きは耳タコ。現実的な着手の知恵が欲しい。

具体的にどのファンドを買うのか。何銘柄に分散させるのか。着手の知恵が欲しい。

色々な情報を参考にあれこれファンドを購入するが結果はバラバラ。

リスク分散の観点でファンド数は一定数以上にする。一方管理上の負担を減らすために、一定数以下にする必要もある。その加減が分からない。分散投資を前提としたバランス型のファンドもあるので、自分で悩む必要はない。素人が悩んだところであまり意味もなさそうだ。

ヘッジ型は避けること。エンジンを消耗させるだけでパフォーマンスが出ない。

バランス型40%。インデックス型40%。チャレンジ型20%(AIロボやアクティブ系や一任型など)。概ねこのような配分とし、銘柄数は20本以下に絞る。あちこちの証券会社で試行錯誤的に手を出していると訳の分からないファンドの山になっていることも。それらの整理整頓の為にも、セレクト20以外は切り替えていくのが良い。

将来のフェーズ変更を考えると、再投資と配当の切り替えが簡単にできるものは重宝する。無ければ徐々にシフトさせればいい。再雇用とかリタイア年金生活に入ったら配当を受け取るスタイルに変える。

Select Two & Five(セレクト2&5)

証券会社:

証券会社が分散していても徐々に2か所程度に集約する。

  • フィデリティ証券
  • SBI証券

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ファンド:

ファンドも5本程度に集約する。

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<バランス>2本+

バランス型も中身はインデックスを取り込んでいるが、他に債権とかリートとかを織り込むのでパフォーマンスはインデックスよりかなり悪い。リスク回避の代償。

  1. 野村インデックスファンド・海外5資産バランス
  2. フィデリ・ティバランス・ファンド/フィデリティ・ハイブリッド

<インデックス>2本+

海外は何処も結局MSCIになる。国内はTOPIXと日経225だがパフォーマンスは225の方が常に上。
  1. MSCIインデックス/オールカントリー/世界株式
  2. 日経225/TOPIX

<資産設計>1本+

特定目論見は今後はもう検討対象外。安定資産を目指すべき。中身はインデックスとバランスのミックス。AIロボは魅力的だから余裕資金で運用するのは悪くない。
  1. SBI資産設計

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