アクションリスト/ToDoリストの管理って、賽の河原の石積み仕事みたいだな。積み上げては崩れ、崩れては積み上げる。しかもエンドレス。
アクション~課題~仕事~・・・は、分類すると、
- 重要か、重要でないか。⇒A:重要-B:普通-C:重要でない。
- 直ぐできるか、直ぐできないか。 ⇒1:直ぐできる-2:普通-3:直ぐできない。
この2元表で俯瞰できる。筈。しかし、実際は、この区分さえ、簡単にいかない。
重要度の定義:
重要: スキップできない。人生の目標に繋がる。信頼を失う。遅らせることが出来ない。十分なリソース(時間、金、汗)が必要。緊急な対応が必要。
普通:一般社会で実施されていること。 普通の生活の要件。少々遅れても構わない。適度なリソースが必要。それほど急がない。
軽微:スキップしても我慢できる。リソースはあまり必要としない。
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困難度の定義:
容易:必要なリソースは少なくて良いか既に揃っている。必要な手順、方法論、が既に明確。気が乗る。
普通:リソースを揃えることが出来る。手順、方法論は少し時間を掛ければ明確にできる。
困難:リソースを揃えるのに努力を要する。手順、方法論は必ずしも明確にできない。気が乗らない。
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2元表(重要度×困難度)
これで一定の俯瞰は出来るだろう。
優先度: 一般的には、結果として以下の順になるだろう。
- 【重要×容易】
- 【軽微×容易】
- 【重要×困難】
- 【軽微×困難】
- 【重要×困難】は結局手がつかず積み上がっていく懸念がある。管理対象。
- 【軽微×困難】はスルーしても構わない。 管理の対象から外す。
もう少し、見てみると。重要で困難なものが、人生の中の達成すべきものとして、エベレスト級になるんだろう。人によって、このために生きているとも言えそうだ。 だから、上記の順序は、ありそうな実態を並べただけで、何も考えなくてもこうなってしまう。
本来は以下の序列で眺める必要がある。
- 【重要×困難】
- 【重要×容易】
- 【軽微×容易】
- 【軽微×困難】
重要で困難なものはサブセットに展開して実現性の確保を図ることになりそうだ。
そう考えると途端に、アクション管理が超面倒な仕事(雑用?)になってしまいそうで、うんざりする。
アクションとは親子関係になっているものが多く存在する。気付いていようがいまいが。
定期的な習慣になっているものの扱いも面倒だ。朝起きて顔を洗うことがアクション管理に入ることはない。ところが年賀状を書くのは毎年のことでも日程管理の対象になる。どういう訳だろう。
自分をコントロール。日時と行為を決める。
親が分からないままに続けているアクションもある。アクションの親子関係をわざわざ紐づけていたら疲れそうだ。上流も下流も切りがなく徒労に終わるだろう。
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因みに、アクションリストとToDoリストは、人によって、全く同じものと扱ったり、別物として扱ったりしている。後者の場合、アクションリストは大項目、目標レベルの内容で、ToDoリストは詳細項目、実施日が確定している作業レベルの内容としていることが多い。したがって、カレンダーの予定に書き込めるものをToDoリストとしていることが(多分)多い。
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思い付いたものをフラットに並べてみる。備忘録。記録した日付の順に。納期があるなら納期を入れておく。重要なら重要と。困難もの、見通しが得られていないものは、マークを付けるか。下調べ、準備、手順、プランなどが必要になる。アクションと言うレベルではない。
不思議だね。与えられた時間は決まっている。出来る量も限られている。それなのにアクションが山のように積まれてしまう。結局、カレンダーに落とし込めないものは、意味のないアクションタイトルだ。自分をごまかすための只のタイトル言葉。
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夢。ビジョン。目標。企画。プラン。・・・最上位の概念。
この手のものは時間の経過とともに、修正、妥協を迫られる。結局、何が残るだろう。
時間は夢を食い尽くす。
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普通なら、時間をかけて夢を実現するのだろうが、結婚適齢期を過ぎてまだシングルなら、その夢は過去の夢でしかないものになる。時間の経過が夢を押しつぶす。残酷だ。勿論、シルバーで結婚する人もいるが、結婚と言うものの意味合いは完全に別のものになっている。
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独り身で40歳を超えて、彼/彼女のアクションリストから結婚と言う言葉が 消えた。
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季節は毎年繰り返される。しかし、人生の季節は1回限り。その年齢で何をやるか。チャンスは1回しかないと思え。後でやると言ってもそれは自分をごまかすだけ。後でやろうと思ってその時にはその時に必要なことがある。
タイムラインでは、その時間にできることは一つしかない。何を選択するか。それが大事だ。
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