電子メールとか携帯メールとかが使えない組織も世の中にはたくさんあるだろう。遅れている組織でなくても、セキュリティの側面でネット回線を外部と遮断しているところもある。
電話はOKだが、その流れでFAX(ファクシミリ)も使える組織もある。
こちらはこちらでペーパーレスを進めている訳でもないが、無駄な紙の消耗は嫌だから、ファクシミリなど使っていない。よく見ると固定電話にFAXがついているが、使えるかどうか心もとない。
パソコンからFAXを送る方法は:
昔はパソコンに接続したプリンター代わりのFAXを使うやり方は有った。パソコンからはプリンターの1つのバリエーションに見えるもの。
今のパソコンには、ペーパーハンドリングデバイスなど何もつけていない。
因みに、プリンターがあれば、近くのコンビニからFAXを利用できる。何もないときは、どうするか。
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- パソコンからネット経由でFAXを送信できないか?
これが最初の命題。どうやらインターネットFAXと言う方法があるようだ。
何処かの会社と契約して送信も受信もできるようにできるらしい。こちらはメールで相手はFAXと言った感じ。登録時の費用、使用時の費用が掛かってくる。
- インターネットFAXの無料サービス
次の命題は無料サービス。
多くは有料サービスだが、試用期間中は、だいたい1か月程度は無料で利用できるようだ。決済手段の登録手続きは面倒だな。
無料サービスは今のところ国内ベンダーには見当たらない。 海外の2社が無料FAXサービスを展開しているが、実質的に使い物になるかどうか内容に疑問。
ワンタイムの利用と割り切れば使えないこともない。これも、アカウント(多分メアド)を変えながら利用すれば、数枚の利用はできるだろう。
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この関係の比較表が作成されていてわかりやすい。
https://freesoft-100.com/web/freefax.html
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結局、
(1)完全従量制FAXサービスの利用
この数年の実績で考えても、FAXなどは年に1回使うかどうかだ。画像をスキャンしたり、写真厭ってメールなどで送れば済む。FAX以外の受信手段を持たない奴は極めてまれ。そのために、サービス提供者と契約して、初期費用を支払い、更に月額料金を払うような選択などありえない。
現時点では、完全従量制の「秒速FAX」の選択以外はあり得ない。 1枚10円程度の出費で収まる。でも10円では経費損だからミニマム課金の設定はあるかも?。
(2)30日無料トライアルの利用
有力なインターネットFAXサービスの無料トライアルを利用すること。解約は面倒だけど30日以内に確実にやること。トライアルを明記しているものを選択すること。単なる初月度無料は契約自体は正式にスタートしているので解約条項を読んでおかないと痛い目に合う。
(3)無料FAXサービスの利用(海外)
実質、1枚とか数枚のトライアルのレベルになるが、年1回なら使えるかもしれない。
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<有料サービス>
eFax|30日間無料トライアル
- 最初の30日だけトライアルで無料で使えるとか。30日経過すると有料と言うか、最初の申し込みで決済手段なども登録するだろうから、忘れると引き落とされているかな。
upland InterFAX
- 初期費用はないが、月額料金+従量。使い難い。
- トライアル1回のみ
faximio
- 有料。トライアルもない。取り敢えず見送り。
jFax|30日間無料トライアル
- 30日間無料トライアル。 31日目から料金発生。
秒速FAX|完全従量制料金
- 初期費用、月額料金は無料。1通(1ページ)7円の費用のみ。
<無料サービス>
HelloFax|1枚無料
- 無料サービスとのことだが、サイトは海外(英文)で使いこなせるかどうか難しそうだ。チャレンジしてもいいが、何かリスクはあるかな。ネットを探すと幾つか「HelloFaxの使い方」 を解説しているサイトが見つかる。有難いことだ。これらを参考に使ってみよう。
- 一度に送るページ数は1ページらしいが、幾つか特典条件をクリアすれば増やすことができるようだ。
FAX.PLUS|10枚まで無料
- ここも海外英文サイトだからハードルが高い。「FAX.PLUSの使い方」を 探していたら、日本語ページも用意していた。
- 総数が10枚だから使い続けるものではない。有料バージョンへの移行が必要になる。
- 取り敢えず、無料でアカウントを作ってみた。本人確認はスマホへSMS認証コードの送信があるが、これだと複数IDで使いまわすのは苦しいかも。内容的には送信レディはいきなりできているのようだが、生涯10枚ではテスト送信もできない。
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